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2007.03.06

落ちた気分を持ち越さない

私という人間は根っからの負けず嫌いで根っからのポジティブシンキングだ。
短気で、飽きっぽく、情に脆く、たとえれば女版寅さん?(((爆)))
そんな私が犬の世界で『師』と仰ぐのはこの世でただ一人だ。
師匠に愛犬たちを見てもらうと、自分のつたなさを嫌というほど痛感する。
そして毎度、どん底まで落ちる。
17歳の時から私を知っている師匠は、私のモチベーションをあげるのがとてつもなく上手い。
要するに「こんちくしょう~~!」という気分にさせるのだ。
まんまと師匠の心理作戦にはまった私は今日も今日とて強風の中、河川敷へ。


車を停めてドアを開けようとした時に、「これは無理かも・・」という気持ちがよぎる。
風圧でドアがなかなか開かないのだ。街中での強風は河川敷で突風に変わっていた。
野球場は土煙を上げているし、川面は大きく波打っている。


とりあえず、楓雅からやろう。




今日は徹底的に脚側と休止、遠隔の練習。
脚側は左回り・左曲がりを中心に、頭がぶれないように調整。
綺麗にお尻を振れるようになって来た。
休止の誘惑物品は今日もボールが中心。
目の前で弾ませたり、転がしたり、離れて楓雅に向かって投げたり。
その他は私がスタートダッシュの振りをしたり、またがったり、後方からつついたり撫ぜたり
リードを付けてあらゆる方向からテンションをかけたりしたが問題なし。
遠隔は立止から伏臥がモタモタするので強化。(前足を片方ずつ前方に出す)
立ち戻って目の前で誘導し四肢が動かない状態で伏せるように矯正。
強風をもろともしないモチベーションの高さに助けられてすんなりこなす。
 

やっぱ、こいつ、いい犬だ。


楓雅を20分ほど動かして車に戻りながらどうしようかな・・と思案する。
  

パピたち、この風じゃ吹っ飛ぶかも・・


しかし、車に戻ってその不安の方が吹っ飛んだ。犬達はやる気満々なのだ。
「次はオレ!オレ!」「ううん!わたち~!!」と腰から尻尾ブンブンでリードをつけてくれとせがむ。
(我が家はバリ待機でも車内待機でも通常散歩で玄関でもダウンステイか
シットステイしていないとリードをつけてもらえないというルールがある。)


とりあえず凛から降ろしてみるか・・。


昨日の彼は散々だった。注意力散漫、脚側で匂い取りはするわ、
遠隔はそっぽ向いているは、招呼はトボトボと彼らしさがまるでなかった。
今日は強風でゴミ袋が舞っていたり、声も届かぬほどの轟音の中なのに
アテンションを保つ努力(名前を呼んだり、ペースを変えたり)は全く必要なかった。
犬が少なかったから?(E・セッター1頭、ダックス1頭、ミニピン1頭しかいなかった。)
いや、彼は犬や人の数など関係ない。いつもと違うとこって言えば・・・


先にダンスのルーティーンを行った事(音なし)


そこで、またまた今さらながらに気づいてしまった!(滝汗)
枠にはめていたのは自分だったんだ。
先日よりオビも「楽しくやろう」と心がけては来た。だが、心がけだけだったのだ。
私の中でオビとダンスの線を引いてしまっていた。
しかも線を引いた上にさらに枠にはめ込んでいたんだ。


凛にとって、ダンスもオビも関係ない。
いつ、どんな指示が来て、どんな仕事をこなすかという事だけ。
1歳前にCDXまでの規定を入れてしまった彼に対し、「出来て当り前」という
私の気持ちが先行して、そこに「楽しさ(ゲーム感)」を織り込む作業を忘れていた。
外でのトレーニングでオヤツがほとんど報酬にならない彼にとって、
匂いを嗅ぎに行く事よりも、走り回る事よりも、次々指示される事の方が
喜びになる事を、私自身がすっかり忘れてしまっていた。
(大昔の日記に『奇妙キテレツな動きをしないと集中しない』と書いている。
 彼は「次になにが起こるか常にワクワクしている犬」なのだ。)

なんの為に元多動症の彼に数多くのコマンド(共通言語)を教えたのか。
それは彼自身が『新しい事を覚える事に集中し喜びを感じていた』からだ。
彼にとって、現在報酬になっているものがなんだか、やっと分かった。


それは『新しく覚えた事をやること』だった!


ダンスの為に教えたトリックが彼にとって報酬になって、アテンションを保つ結果に繋がっていた。
強風にあおられながら、バウスフェイスをする凛はとても得意げだった。
飼い主にとって、共同作業自体が報酬になるなんて、なんと理想的な事か!
それすら気付いてやれなかった・・・ごめんよ・・凛。
心にじーーーんと熱くこみあげるものを感じた。


足取りも軽く、心も軽く、車に戻ると、愛唯が白目をむいて尻尾を振っている。
「今度こそ、わたち!!!」の顔だ(笑)
愛唯は2.2キロしかない。この強風・・いや、突風で大丈夫か???
その心配は1分後にたちどころに消えてしまった。


彼女は風を楽しんでいた。


今まで離れてしまうと座ってしまっていた立止も、なぜか今日は四肢を踏ん張って立っている。
招呼は30M離れ、3分以上待たせても向かい風をモロともせずぶっ飛んで戻る。
しかも、「フリータイム♪」のコマンドで彼女が真っ先に行ったのは『立ってバック』だった(驚)
負けず嫌いの私の負けず嫌いの娘らしい(苦笑)
報酬に投げてやった鳴り子の入ったネズミが突風に飛ばされるのを
楽しそうに追いかけては咥えて戻って自慢気な表情で見上げてきた。


ナンテ イトオシイ・・・・・・・・・・・・


先日、友人の来訪の際、「ちょっといじってみて」と頼んで
ニーズも大きくなりモチベーションも上がっていることが発覚した綺羅と飴。
(飼い主が気付かないのに大きな問題があるのだ!大反省なのだ!)
彼女達も同様に風などモロともせず、キラキラした瞳でトレーニングに参加。
今日は脚側と招呼、伏臥のみで軽く流し、「まだまだやりたい~!」で終了。

綺羅の美しい脚側は健在だ。顔も上げられなかった仔犬の面影はどこにもない。
ガッツリ視線をはずさずに、前足を高々と上げ楽しそうに歩く。
飴はこれまた先日、友人が直してくれた「sit」をしっかり思い出し、
(それまでテンションが上がると左前足を浮かせてしまっていたのだが、
競技会にでるわけじゃなし、問題ないと直していなかった)
これまた「ママ、こうでしょう?」と得意げに前足を踏ん張って見せてくれた。
彼女達もまだまだ沢山の可能性を持っている。
それを伸ばしてやれるのは飼い主である私だけだ。
出来る事の喜びの表情は、良いトレーニングをした事のある方なら解かっていただけると思う。


つらつらと、トレーニング日記を書いてしまったが、今日一番書きたかったのは
『落ちた気分を持ち越さない』ということ。
子育てしているお母さんなら分かると思うけど、近所のオバサンと喧嘩しようが
亭主の帰りが遅かろうが、姑に辛く当たられようが、子供の前でウジウジとなんかしていられない。
私の子供たちはもう成人してしまっているので、今さら何を教えるもないが、
子育ても犬育ても全く変わらないと私は思う。
子供に癒してもらおうなんて母親は母親とは言えないと思う。
だから私は犬達に癒されたいなんて、これっぽっちも思わない。
犬達の前では、いつも今日のような強風にもびくともしない
大地にしっかりと根を張った大木でいたいと思う。
それでも犬達は私の微妙な心の動きを察知する。
そんな子たちだからこそ、私は強くありたいと心がける。
逆に沢山癒してやりたいと願い、何が愛情か、真剣に考える。


そして悩みがまた一つ増えた。
これはしょっちゅう頭をもたげる悩みであり、愛犬家なら誰しも思う事。

・・・・・自分の犬達にだけ、時間を使いたい・・・・・







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Posted by at 2007.03.06 04:09 | 編集
coconさんは私の憧れです。
犬といてcoconさんが幸せで
coconさんといて犬が幸せそうで・・・

毎日パートで疲れてるのを言い訳にうちの子達と
たくさん遊んであげていません。
私は犬といて幸せだけどうちの子達が私といて幸せだと
思ってくれているかどうか・・・
もっとうちの子達を理解して楽しい毎日を過ごせるように
がんばります^^



Posted by なっち at 2007.03.06 16:53 | 編集
◆鍵コメ様◆

(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-良い事いいますね~!!
そうなのです。『互いに成長している』のですよ~!!
そしてお互いに良い所を探しあっているの♪
Posted by cocoon at 2007.03.07 13:38 | 編集
◆なっち様◆

憧れ・・・・だなんて、ホント私、大したもんじゃないんですよ~
偉そうにあれこれ書いちゃいますけどね^^;
ただ、負けず嫌いなので、うちの子たちに「なんてったってママが一番!」
と思われたい・・ただそれだけの欲張りなのです。あはは^^;
「遊んであげてない」って思う事ができるなっちさん、
きっとワンちゃんたち、そんななっちさんの事、大好きですよ~♪
Posted by cocoon at 2007.03.07 13:42 | 編集
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