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2007.02.20

モチベーション

トレーニングの『肝』となるのは、如何にして犬のモチベーションを上げるかだと思う。
モチベーション=動機付け とよく訳されるけれど、どうもピンとこない。
三省堂のweb辞書で調べてみたら



【どういう意味?】

意欲の源(みなもと)になる「動機」のことです。




これはものすごく しっくり(*^-^)v

私の場合、その子その子によって様々なモチベーターを利用するのだけれど
(これもリクエストがあったので、そのうち写真で紹介します)
その日のチョイスの『それ』が正解とは限らないから、また、犬って面白い。
作業意欲旺盛な、愛唯、楓雅は、ほとんどトレーニング自体を行う事に
モチベーションが高いのでさほど苦労はしないのだけれど、
預かりっ子や綺羅、飴はそうはいかない場合が多い。
また、集中力散漫な凛も、外でのトレーニングは大変苦労をするのだ。

モチベーターとして ご褒美(オヤツ)を使う人も多いと思う。
これは犬にとって一番判りやすい報酬なので、トレーニングの初期段階、
または、新しいトリックを教える時などでは大いに利用すべきだけれど、
しつけ教室や出張訓練を受けている飼い主さんですら
「オヤツをなくす作業」を知らなかったり、やらなかったりするのが日本の現状だ。
それを指導しないトレーナー、指導できないトレーナーが多いのもどうかと思うけど・・・。

ダンバー博士は「それは報酬ではなく、賄賂」と仰っていたが、まさにそのとおりだ。
ルアーとしてオヤツを使った結果が、オヤツの出て来る手元しか見なくなった・・と言うコも少なくない。
手元に集中できる子になったなら、それは素晴らしい事なのに、
その次の段階へのステップをあがろうとはしない。いや、上がり方を知らない。
オヤツを賄賂として何かをさせていたら、オヤツのない時には動かない子になってしまうのに・・。

『飼い主との遊びや関わり』が報酬になる子にするのは、とても理想的なのだが
作業意欲の少ない愛玩犬種や、保護犬(特に人に対し警戒心を持っている子)
また、極度のシャイの子には、ここまで持っていくのに並々ならぬ努力と忍耐が必要とされる。

『オヤツでつる』こと自体は言葉面は悪いが、私は悪い事だとは全く思わない。
ターゲットトレーニングやルアートレーニングの初期段階は『目標(ターゲット)』が必要だし
先にも書いたようにこんなに判りやすい報酬はないので
トレーニングに対してモチベーションの低い子に対し、とても効果的だと思う。
犬の一生は短いのだから、少しでも早く犬に伝わる方法を探すのも飼い主の努めだ。
ただ、最終的にどこに集中するように犬に教えるかだと思う。
これは報酬の与え方によって、いくらでも操作が可能だ。
(この事は、クリッカートレーニング、アイコンタクト等の記事で書いていこうと思う。)

しかし、今日、書きたかったのは犬のモチベーションではなく、
飼い主自身のモチベーションだ。
これは私が最近、自分自身、身にしみて感じている事なのだ。




オビディエンストレーニングが私は嫌いだ。




ああ・・・言っちゃったよ・・・どうすんだよ・・・アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー
しかし、仕方なく、頑張って続けていた今日この頃・・・・
今頃になってオビの大切さを実感しているのだ。(今頃かいっ!!!)

実は、我が愛犬のうち、凛・愛唯・楓雅は共にDOG DANCEをやりたくて
それなりのトレーニングを行ってきた。
ダンスは楽しい。トリックを教えるのも、とても私自身が楽しい。

さて、ここで、師匠にもはっぱをかけられ、仕方なくオビを再開したこの頃。
ものすごく実感、そして変化が犬達に見られた。

オビ再開時は、いかにもつまらなさそうに犬達は動いていた。
拘束する動きの多い、オビディエンス。
当り前だ・・・と私自身が思っていた。
しかし、何日か前のどん底に落ちて…の記事で、師匠が私の犬達をハンドリングした時
犬達は、意気揚揚といかにも楽しそうにオビで動いたのだ。
(私の師匠を知っている人は、〇先生が引いたなら当り前・・とか思わないで下さいね)



なぜ???????????



どん底に落っことされて、私自身、ものすごく悩んだ。
ハンドリング技術だけでは語り尽くせない何かがそこにはあった。
そして ハッΣ(゜ロ゜〃) と気付いた。



私が楽しんでいないジャン!!!!



なんて簡単な事・・・なんて馬鹿なんだ・・・
それから、憑き物が落ちたように「何事も犬との作業を楽しんでやろう!」
と思い、心から楽しく指示を出すと、犬達の動きがガラリと変わった。
(はい・・・人には言ってて自分が出来てなかったとです・・・)

そして、オビをやる事によって、普段の犬達の生活にケジメや規律がはっきりと見えてきた。
甘え方も変わってきた。アイコンタクトの表情ひとつをとっても大きな違いが見られた。


犬にとって、待つことは苦ではない。
だって、生まれて間もない仔犬の頃は母犬が授乳を許すのをひたすら待っていたし
先祖のオオカミ時代には、獲物を獲るため、繁みで何時間も待っていたはず。

犬にとって規律も苦ではない。
生れ落ちて間もなく、飲む乳も順位によって決まる。
オオカミの群れは獲物を獲るために秩序ある行動をする。
何より犬はヒエラルキー社会でルールの下に生きている。
DNAが「それがストレスレスです」と語っているのだ。


そう言いながら、毎日、オビ(しかも、訓練試験規定課目)をやるのは
私にとってとてつもなくストレスだったりする。
要するに飼い主のモチベーションを上げるのが一番厄介だということだ(苦笑)
犬のように順応性に長け、常に自分の出来る仕事を探して生きてみたいものだ。









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Posted at 04:50 | Obedience | COM(2) | TB(0) |
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